定年退職後の働き方とその準備(2)

プログラミング等の技術を、ネットを活用してサービス提供するフリーランスを想定しています。ですから先ず、「そのための最適なITとネットの活用環境を設計し構築する」ことが、最初の準備として必要でした。最適な環境はIT業界のハード/ソフト/サービスに依り変わるものなので、折に触れて見直しする様にしてきました。今回紹介するシステム基盤は2017年6月に引っ越しした時から活用しており、適切な費用でストレスを感じない環境が構築できたと感じています。ポイントは三点あります。

システム基盤

1.初期費用と月額費用
群馬県ではNTT東日本のフレッツ光とISPを契約していましたので、広島県への引っ越しに際し解約する必要がありました。NTT西日本に相談した所、新築に引っ越しするなら、工事費無料のキャンペーンを実施中のソフトバンク光が良いと薦められました。NTT東/西は顧客管理を軽くしたいのか、リセールに誘導している様です。結果的には、以下参考価格①+③で¥7,260-¥5,616=¥1,644/月安くなりましたので、良かったと思っています。今回は引っ越しに伴い契約を見直しすることになりましたが、新しいサービスが提供された時も見直しをするべきだと強く感じました。

※参考価格
◎基本
・初期費用(回線工事費):¥25,920 キャンペーンで無料
(前契約の契約解除料に充当した)
・初期費用(契約事務手数料):¥3,240
・月額費用(①基本料):¥5,076 ISP費用込み
(5年契約、契約解除料:¥16,200)
(注意:今迄使用していたISPのメルアドが使用不可)
◎OP
・初期費用(ソフトバンク光テレビ初期費用):¥28,944
・初期費用(光電話工事費):¥1,080
・月額費用(②ソフトバンク光テレビ)¥712
(地上波&BS放送の視聴サービス)
・月額費用(③光電話基本プラン):¥540
(IP電話、従来の固定電話)
◎その他
・月額費用(光電話ユニバーサルサービス料):¥2

2.光回線を活用した電波放送の受信
オプションで良いサービスはないか、調査して見付けたのがこのサービスです。何が良いかと言うと、①アンテナを立てる必要が無く家の見栄えが良い。②アンテナが錆びて強風で倒れると言ったことがない。③電波が環境の影響を受け難い。などが挙げられます。初期費用以外に月額費用が¥712必要ですが、今回月額費用が¥1,644安くなったので、利用することにしました。一点注意事項があります。「TVを光モデムに接続し放送を受信したい」と業者さんに言うと、LANケーブルを用意されました。これでインターネットに接続し放送を受信することもできますが、そちらの方が月額費用が高くなります。光モデムからは同軸ケーブルの口が1個だけ出力されますので、それを分波器で複数のTVに分ける様に配線して下さい。

3.パソコン/タブレット/スマートフォンの選択
(3-1)パソコン
私に取ってもっとも重要なクライアント端末はパソコンです。システム開発の際、仮想環境を準備するのに必要だからです。デスクワークは作業性を考えるとパソコンを使いますし、データ入力とかファイル操作にも欠かせない存在です。

(3-2)タブレット
アップルのiPad3を使っています。RetinaDisplayの美しさと9.7インチの画面サイズはコンテンツを楽しむには最適です。例えば残して置きたい雑誌の記事は、スキャナーでpdfにしてクラウドに保存しておきます。コンテンツを保存する際は、無料のストレージ4種類からその属性にフィットしたものを選択しています。クラウドに保存した写真、ビデオ、音楽、書籍、資料を視聴するのであれば、タブレットがベストだと感じています。

(3-3)スマートフォン
外出する際、携帯電話,メール,デジカメ,デザリングを使う程度なので、費用を余り掛けたくないと考えMVNOを利用することにしました。費用はFreetelのReiを2万円で購入+データ使用量1GB月額¥1,300程度に収めることができました。

次回は「システム開発環境の準備」について投稿したいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です